大会コンセプト

大海を知る

今回の大会コンセプトは、「大海を知る」であります。これは荘子の秋水扁の「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」すなわち「井の中の蛙大海を知らず」に由来します。この諺は「自分の知識にとらわれて、大局的な判断が出来ないこと」という意味でありますが、このコンセプトは、参加者がそのような状況にならず、この大会を通して大局的な判断が出来るようになってほしいという意味を込めています。

大局的に物事を判断することは、言うのは簡単ですが、行うとなると難しいものです。模擬国連においても目の前のリサーチや目の前の議論に目がいってしまうことはよくあります。しかしそれでは何のためにその行為をやっているのかが分からなくなり、あとから振り返った時にどことない虚無感が生まれてしまうと思います。第35回大会ではそのような状態に会議参加者が陥らず、それぞれにとって実りある大会にしてほしいと思っています。
また会議外における「出会い」も大切にしてほしいという意味も込めています。全国大会では研究会の垣根、地域の垣根、世代の垣根を超えて多くの参加者が集まります。その中において普段関わることのない人との出会い、そして話し、それぞれの考え方を吸収して自己に還元してほしいと思います。

このコンセプトは参加者だけに向けられたものではありません。事務局員やフロントに対しても、その場その場の事態に対処するだけではなく、大会成功という共通の目標に向けて広い視野をもって仕事を進めていきたいという意味も込められています。

このような願いを込めた大会コンセプトの下、会議監督の皆様をはじめ、大会開催に関わる全ての皆様と共により良い大会を目指していきたいと考えております。